ずらり豆腐のカーテン…昔ながらの手作業で、特産「凍み豆腐」作り最盛期 福島
テレビユー福島
熟練の技できれいに並んだ豆腐のカーテン。福島市の立子山地区では、10月中旬から凍み豆腐作りが始まり、いま最盛期を迎えています。 【写真を見る】ずらり豆腐のカーテン…昔ながらの手作業で、特産「凍み豆腐」作り最盛期 福島 平岡沙理アナウンサー「周りには雪が残っていて、まさにこの時期の風物詩、凍み豆腐作りです。辺りは豆腐のいい香りが漂っています」 凍み豆腐は、通常よりも10倍近い大豆が使われている豆腐を薄く切り、凍らせたあと、乾燥させてできあがります。この地区では、大正時代から作られていて、地元の人たちが、昔ながらの手作業で、凍った豆腐を藁で編んでいきます。 凍み豆腐は、気温が10℃以下の晴れた日に干すのが最適で、今年はこのところの天気の影響で、干す作業が例年より2週間ほど遅れましたが、出来は上々だということです。 齋藤吉光食品・齋藤利幸社長「ここにきて寒さが一層募ったので、ものはよくできると思います。正月に向けての料理にあったものをアレンジしてください」 凍み豆腐作りは、来年1月いっぱい行われ、福島県内の小売店などで販売されます。
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