34歳バロテッリ、ついにセリエA復帰?FW補強急務のジェノアの筆頭候補か
負傷者続出で苦しむジェノアは、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリのフリーでの獲得を検討しているようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 昨シーズン限りでトルコのアダナデミルスポルを退団した34歳のバロテッリ。今夏にはスペイン3部インテルシティなどイタリア国外からの関心も囁かれたが、本人はセリエA復帰を熱望。故郷のブレーシャでトレーニングを続けつつ、チャンスを待っていることが伝えられていた。 そんな中、前線の選手に負傷者が続出するジェノアが獲得を検討している模様。ジェノアではFWカレブ・エクバンが新たに負傷離脱すると、復帰が期待されたFWジュニオール・メッシアスもまだ時間を要することが判明。FWヴィティーニャはまだ1カ月以上の離脱が見込まれており、アタッカーが苦しい状況となっている。 『スカイスポーツ』は、バロテッリがジェノアの緊急補強の筆頭候補と報道。「かなり以前から提案され、すでに接触も行われてきたが、直近の数時間において検討されている候補の中でより優勢だ」と指摘した。 同メディアはバロテッリについて、セリエAでのプレー経験があるうえ、アルベルト・ジラルディーノ監督ともイタリア代表の元同僚であり以前から知っている選手であることから、「適応期間は最小限になり、ジラルディーノがより納得できるプロフィールだ」と指摘した。 その一方で、今後数時間が焦点になるとも。状況を打開する決断が下される可能性があるとして、動向を注視している。なお条件面については、ジェノヴァの地元紙『イル・セーコロXIX』などが、年俸40万ユーロ(約6600万ユーロ)+ボーナスの今シーズン限りの契約であると伝えている。