体にこたえる暑さ続く 東京都心も35℃予想 朝晩も暑さ対策を 午後は内陸中心に急な強い雨や雷雨にも注意
きょう(木)も、厳しい暑さが続き、関東から西を中心に猛暑日となる所がありそうだ。東京都心も35℃まで上がる予想。朝晩も気温が下がりにくく、蒸し暑さも続くため、真夏と同じような暑さ対策を心がけたい。気温の上がる午後は内陸を中心に急な強い雨や雷雨にも注意が必要だ。また、台風13号は、土曜日から日曜日ごろに強い勢力で沖縄や奄美に接近するおそれがある。暴風や高波、大雨に厳重な警戒が必要だ。
残暑続く 猛暑日続く所も 熱中症に注意
西日本や東日本は高気圧に覆われて、広い範囲で晴れる見込み。日中は日差しとともに気温が上がっていき厳しい残暑が続きそうだ。関東から西は35℃前後の所が多く、久留米(福岡)や日田(大分)では37℃、佐賀や熊本、京都、前橋、熊谷(埼玉)では36℃まで上がる見込み。東京都心も35℃と、猛暑日になりそうだ。
朝晩も気温の高い状態や蒸し暑さが続いているため、9月中旬でも油断をしないで、暑さを避け熱中症に注意が必要だ。北海道は気温が高めでもカラッとした陽気になりそうだ。朝と日中の気温差が大きい所もあるため、調節のしやすい服装を心がけたい。
午後は内陸で雨雲発達 天気の急変に注意
気温の上がる午後は東北南部から西の各地で大気の状態が不安定となり、内陸を中心に急な強い雨や雷雨の所がある見込み。局地的には非常に激しい雨の降るおそれがある。晴れ間があっても天気の急変や、落雷、竜巻などの突風、短時間の大雨による道路の冠水などに注意が必要だ。沖縄もにわか雨の所がある見込み。 北海道や東北北部は次第に晴れ間が出るが、北陸や東北南部では午前中も雨の降る所がありそうだ。
台風13号 週末に南西諸島接近のおそれ 3連休にかけても暑さ続く
台風13号は南の海上を発達しながら北西へ進み、週末は強い勢力で沖縄や奄美に接近するおそれがある。沖縄や奄美では、台風が接近する土曜日は瞬間的に50メートルと、一部の電柱が倒壊したり、建物の一部が広範囲に飛散したりするおそれがあるる猛烈な風が予想される。早めに備えを済ませ、最新の情報にも注意したい。 この先も全国的に気温が高く、週明けにかけて西日本や東日本では35℃以上の猛暑日となる所がある見込み。3連休にかけても雷雨が起こりやすくなりそうだ。 (気象予報士・及川藍)