吉田陽菜、合計199・46点で優勝 GPファイナル進出決定 松生理乃2位、三原舞依8位
◆フィギュアスケート ▽グランプリ(GP)シリーズ第5戦・フィンランド大会 第2日(16日・ヘルシンキ) 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で自己ベストをマークして首位発進した昨季GPファイナル3位の吉田陽菜(木下アカデミー)は、131・59点、合計199・46点で優勝。自身GP2勝目となった。これで、2季連続のGPファイナル(12月・フランス)進出を決めた。 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は転倒も、そこから立て直し、残り6本のジャンプは全て着氷した。 GPシリーズの成績上位6人によるファイナルで、現在日本勢の女子は、樋口新葉(ノエビア)、坂本花織(シスメックス)、そして吉田の出場が決まった。 SP4位の松生理乃(中京大)は、134・20点、合計199・20点で2位。最後のジャンプが2回転サルコーとなったが、そのほかのジャンプはすべて降り、笑顔でうなずいた。GP第2戦・スケートカナダに続き、GP2戦連続2位となった。 SP6位で2022年GPファイナル優勝の三原舞依(シスメックス)は115・18点、合計174・74点で8位だった。 SP2位のララナキ・ガットマン(イタリア)が131・43点、合計198・49点で3位に入った。
報知新聞社