死んだクジラ『淀ちゃん』処理費8000万円「積算根拠が不明瞭」と監視委指摘 職員間で8000万に合わすやり取りも
■死んだクジラ13頭の処理費用が6000万円だった事例も
なぜ8000万円まで金額が上がっていったのか。現段階では分かっていないという。 関西テレビ 神崎報道デスク:なんで8000万円になったのか。他の事例ということで、20年ぐらい前の話なので同一には比べられないかもしれませんが、鹿児島県の事例で13頭のマッコウクジラが死んだことがありました。1頭は埋設処分で、残りの12頭を淀ちゃんと同じように海洋投棄しました。その時の費用が13頭で約6000万円ですんでいたそうです。体長はほぼ同じぐらいだったということです。13頭で6000万円ですんでいることを考えたら、1頭で8000万円はやはり高過ぎるのではないかと思います。 大阪市の職員と業者のやりとりは適正なものだったのか。 ジャーナリスト 浜田敬子さん:民間企業であれば業務上横領みたいな形になるわけです。掛からなくてもいいお金を無駄に使ってしまった。しかも自分の知り合いの業者に頼んだ。食事なんかもしていて、癒着があったとすれば、これは市民の税金をこういうふうに使って本当にいいのか。大阪市民の方はもっと怒ってください。 今後、第三者委員会が設置される。そこで厳正な調査をしっかりとしてほしい。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年6月7日放送)
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