赤坂アカ「【推しの子】って何だったんだろう?」作者が語る“ひとりじゃ絶対できない作品”だった理由
休みたいけど、どうしても描きたい作品がある
――最後に、今後やりたい仕事や描きたい作品などの展望を伺ってもいいですか? そうですね、やっぱり疲れたのでいったん休みたいですね。 ――ですよね(笑)。 (笑)。でも、休みたいと思いながらも、描きたい作品がどうしてもあるんですよね。いまだにパッと「あれっ、これすごくいいんじゃない?」みたいなアイデアが出る瞬間はあって。僕、メンゴ先生の作品の『クズの本懐』ってタイトルが大好きで、こういうタイトルをつけた作品を作りたいとずっと思ってたんです。 そしたら最近、いいタイトルが浮かんだんですよ。本当にタイトル始まりの作品になるんですけど、それで漫画を描きたいという気持ちがありますね。他に準備しているネームもあるので、それもやりつつですけどね。 ――おお、めちゃくちゃ気になりますね。 そして、やっぱりこれから原作者としてやっていくつもりなので「絵を描く作家さんの個性に合わせたものを描いていきたい」という思いは強いです。 取材・文/照沼健太
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