酒井若菜と阪田マサノブが「若草物語」出演、仁村紗和演じる長女の同僚&上司に
堀田真由が主演を務めるドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」に酒井若菜と阪田マサノブが出演することがわかった。 【画像】手前から次女・町田涼役の堀田真由、長女・町田恵役の仁村紗和、四女・芽役の畑芽育、三女・衿役の長濱ねる(他8件) ルイザ・メイ・オルコットの小説「若草物語」を原案とする本作では、「もし『若草物語』の四姉妹が令和の日本に生きていたら」という着想から、現代に生きる町田家の四姉妹が幸せを模索する様子がつづられる。堀田が脚本家志望で27歳の次女・町田涼、仁村紗和がモラハラ彼氏との結婚を望む29歳の長女・恵、畑芽育が“ワケあり沼オトコ”にハマる21歳の四女・芽、長濱ねるが姉妹に言えない秘密を抱えた26歳の三女・衿に扮する。 酒井が演じるのは、恵と同じハローワークで非正規職員として働く佐倉治子。恵とはよく一緒に弁当を食べる仲だが、ある出来事を機に職場内で孤立している人物でもある。酒井は「このドラマは、若者の苦難や葛藤、そして成長を丁寧に繊細に描いています。珍しいのは、若者と同じ悩みを抱きながらもそこから抜け出せずにいる中年女性『佐倉』という登場人物をひっそりと存在させているところです。多くを語らない佐倉がどんな言葉を飲み込んで生きてきたか、少しでも表現できればいいなと思います」とコメントする。 阪田は、恵や佐倉、渡辺大知演じる小川大河の上司であるハローワークの正規職員・土方昭彦役で出演。職場では“頼りがいのある上司”として人望があるが、実は裏の顔を持っている。阪田は「非正規職員の人事権を握る立場を使い己のドス黒い欲望を満たそうとする卑劣な上司としてお目にかかります」「現場の明るく健やかな雰囲気に抗う陰湿な輩として存在しようと思っています(役として)」とつづった。 「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」は日本テレビ系で10月6日にスタート。毎週日曜22時30分から放送される。松島瑠璃子が脚本を執筆し、演出は猪股隆一と瀬野尾一が担当した。 ■ 若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私― 日本テレビ系 2024年10月6日(日)スタート 毎週日曜 22:30~ ■ 酒井若菜 コメント 「『若者へのハラスメントは気をつけるけど、お前たちの世代は慣れているんだからかまわないよな』と上司から言われました。私たち世代への押しつけは何も変わっていません」 以前、会社勤めをしている同世代の女性からこんな相談を受けました。ハラスメントの被害者は若者だけではないのだと実感しました。 このドラマは、若者の苦難や葛藤、そして成長を丁寧に繊細に描いています。珍しいのは、若者と同じ悩みを抱きながらもそこから抜け出せずにいる中年女性「佐倉」という登場人物をひっそりと存在させているところです。多くを語らない佐倉がどんな言葉を飲み込んで生きてきたか、少しでも表現できればいいなと思います。 ■ 阪田マサノブ コメント 町田家の長女・恵が働くハローワークの正規職員・土方昭彦役を演じさせていただきます。 非正規職員の人事権を握る立場を使い己のドス黒い欲望を満たそうとする卑劣な上司としてお目にかかります。 目立たないぶん余計気持ち悪い男です。妻子持ちらしいです。蒸し暑い時期から肌寒い時期にかけ絶賛撮影中ですが現場の明るく健やかな雰囲気に抗う陰湿な輩として存在しようと思っています(役として)。