「向島 芋笑（いもしょう）」の「つぼ焼き芋」

　「焼き芋」をテーマにしたイベント「やきいも友の会」が1月18日、錦糸公園（墨田区錦糸4）で行われる。一般社団法人「てんてん」が主催し、墨田区が後援する。（すみだ経済新聞） 【写真】「焼き芋友の会」 　同イベントには、墨田区内外の焼き芋専門店、スイーツ店、パン店、コーヒー店など計12店舗が参加。冬の風物詩・焼き芋（サツマイモ）をコンテンツとして区内商業振興を推し進めて、墨田のシーズニングのプロジェクトを創出するのが狙い。 　同法人代表理事の井上佳洋さんは「将来的には、ワークショップや疑似的な芋ほり体験学習を農家と連携しながらSDGsの取り組みを紹介することで食に対する興味・関心を持ってもらい、定期的なイベントへとつなげていきたい」と話す。 　つぼ焼き芋の専門店「向島 芋笑（いもしょう）」（東向島3）は、専用のつぼでじっくり焼き上げた「つぼ焼き芋」のほか、「焼き芋プリン」「冷やし焼き芋」などのユニークな商品を提供する。 　「農業と焼き芋のコラボレーション」を掲げ、新しいサツマイモの楽しみ方を提案する「ヤバイ焼き芋屋さん」（東駒形3）は、自社農場で追熟させたサツマイモを使い、素材本来の味を引き出した焼き芋が楽しめる。さらに、北海道伊達市のブランド豚「黄金豚」を使った「黄金豚ヤバ芋ドッグ」というコラボメニューも提供する。 　「焼芋・五壺」は神出鬼没で知られる焼き芋店。セレクトしたサツマイモを「芋の声を聞き分けながら焼き上げる」という技術で、焼き芋をオーガニックスイーツへと昇華させている。焼きたての蜜たっぷりの芋は、口の中でとろけるような食感とキャラメリゼのような香ばしい皮が特徴。 　茨城県筑西市の「風實」は、地元で生産される紅はるかを使った石焼き芋を提供。甘さが際立つ「紅はるか」は、柔らかくねっとりとした食感が特徴。 　ケーキ店「Colorful Pear」（緑2）は、イベント限定商品として目の前で炙（あぶ）る「炙りスイートポテト」を提供。「ベーカリー花火」（亀沢4）は、パンの器に入った「あつあつ焼き芋チャウダー」を提供。「シェフが手作りにこだわるパンと濃厚な焼き芋チャウダーの相性の良さ」が特徴だという。 　コーヒー店「LuIEN（ルイアン）」（菊川1）は焼き芋に合うスペシャルティコーヒーを提供。焼き芋とともに楽しめる限定スイーツもあり、焼き芋とのペアリングを提案する。 　井上さんは「焼き芋を中心に多彩なメニューを用意している。寒い冬の日にホクホクの焼き芋を食べて身も心も温まっていただければ」と話す。 開催時間は10時～16時。入場無料。