岡山県吉備中央町長選 現新2人が立候補 ダブル選告示、町議は13人届け出
任期満了に伴う岡山県吉備中央町長・町議選が24日告示された。町長選は4選を目指す現職の山本雅則氏(66)と、新人で音楽事務所経営の森安高広氏(47)の無所属2人が立候補。12年ぶりの選挙戦は一騎打ちの構図となった。29日に投開票される。 3期12年の山本町政への評価が最大の焦点。町内の浄水場から発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が検出された問題の対応、国の「デジタル田園健康特区」の指定も受けて進める先端技術を使った医療の充実などが問われる。 両候補は立候補を届け出た後、町内でそれぞれ出陣式に臨んだ。山本氏は「水問題の健康対応は方向性が見え、デジタル関連事業も注目される。止めるわけにはいかない」と強調。森安氏は「人口減少や少子化、水の問題など課題が山積する中、一人一人の声を聞いて、町づくりをする」と訴えた。 定数12の町議選は現職8人、新人5人の計13人(共産1人、無所属12人)が立候補を届け出た。 投票は29日午前7時から午後6時まで町内16カ所で行われ、同7時45分から町農業振興センター(同町豊野)で即日開票される。 24日現在の有権者数は8795人(男4265人、女4530人)。 町議選の立候補者は次の通り。氏名、所属政党、現元新の別。(敬称略、届け出順) 河上真智子 無現 我妻 瑛子 共新 日名 由香 無新 渡辺 順子 無現 片岡 昭彦 無新 西山 宗弘 無現 加藤 高志 無現 石井 寿富 無現 山崎 誠 無現 高森 学 無新 黒田 員米 無現 平沢 一浩 無新 丸山 節夫 無現