スーパーカー30台、迫力の走りでファンを魅了 「MHヒルクライム」岡山県真庭市で初開催
レーシングカーやスポーツカーの走行イベント「MHヒルクライム 真庭速祭(そくさい)」が17日、岡山県真庭市を舞台に初開催された。チューンアップされた約30台が山あいの道路を駆け抜け、県内外から訪れた自動車ファン約2千人が迫力の走りを堪能した。 1980年代後半に活躍したF1マシン「ウィリアムズFW12」、自動車耐久レース・デイトナ24時間レースで日本車初の総合優勝を飾った「ニッサンR91CP」などの名車が登場。カーブの続く広域農道「木山街道」の約6・5キロを疾走した。 出発地点の観覧エリアはファンがひしめき、エンジン音を響かせて次々発進するマシンをカメラやスマートフォンで撮影。ゴールを終えた各車が戻ってくると、拍手で出迎えた。男性会社員(28)=広島県三原市=は「憧れのスポーツカーを生で見られて鳥肌が立った。来年もぜひ開催してほしい」と話した。 地元住民らでつくる実行委が主催。東京の自動車雑誌出版社やイベント制作会社が企画、運営した。