フェラーリ、ニューウェイ加入の噂に慎重な姿勢を見せるエルカーン会長の真意とは？(C)Ferrari

フェラーリは、エイドリアン・ニューウェイがマラネロの自チームに加入することを最終的に決定したり発表したりする前に「慎重」になっていると述べている。 ●【2024F1第11戦オーストリアGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数／タイムスケジュール・全セッションの結果 この控えめなメッセージは、フェラーリ会長のジョン・エルカンが『Corriere della Sera（コリエーレ・デラ・セーラ）』紙のインタビューでおどけながら語ったもので、レッドブルを離れるニューウェイがアストンマーティンに移籍する可能性もあるという噂がある中での発言だ。 ニューウェイ（65歳）は少なくともフェラーリと何らかの事前合意を交わしたと広く信じられているが、アストンマーティンやマクラーレンへの移籍の噂も急浮上している。エルカンがこれらの噂について尋ねられると、最終的な契約はまだ完了していないことを示唆した。 「多くの評価が必要であり、慎重でなければならない」 「このようなことを行うには、（ルイス・）ハミルトンの時のように、適切なタイミングを見つけなければならない」 「ルイスとの間では、共通の意図があり、協力することができた。このようにニューウェイや他の人物についても多くの可能性があるが、条件が整っているかどうかを慎重に評価しなければならない」 「他のものを模倣するのではなく、新しいものを創造する能力とモチベーションのレベルを理解する必要がある」とエルカンは強調した。