北区の小学生が職業体験 将来の夢実現に向け多様な職種に触れる機会提供
小学生を対象としたイベント「キャリア学習プログラム 北区で職業体験」が11月4日、順天中学・高校(北区王子本町1)で開催された。北区社会福祉協議会と一般社団法人SHOINの共催。(赤羽経済新聞) 【写真】伝統工芸士による「銀細工アルミメダル荒らし体験」の様子 同イベントは各分野の職業人から子どもたちが仕事について学び、体験を通じて、将来への興味を深めることを目的に行った。 当日体験できたのは、伝統工芸士、法律家、鉄道業、印刷業、金融業、医療従事者、デザイン印刷業、左官職人、薬剤師、自転車製造業、保育士、介護士の12の職業で、約110人の小学生が参加した。 出展団体は教室などに展示や体験コーナーを設けて、子どもたちはグループに分かれて校舎内を巡回。担当者からそれぞれの職業についての簡単なレクチャーを受け、仕事の一端が感じられるワークを体験した。 同協議会の檜山遼相さんは「子どもたちが楽しめていろいろな職業体験ができるよう出展団体が考え工夫している。各団体も社会貢献的な意義を感じ、参加団体も昨年の10から12に増えた。就活だけでは出会えないような職業や大人たちに会える機会になっているので、いろいろなロールモデルを知る機会になれば」と意義を話す。
みんなの経済新聞ネットワーク