JR九州「丼総選挙」鳥栖駅の中央軒が決勝へ 名物かしわめしとシューマイがタッグ 決勝は11月24日、福岡県北九州市の門司港駅前広場で
JR九州の駅長が薦める丼のナンバーワンを決める「駅長対抗ご当地丼総選挙」で、佐賀県内から鳥栖駅の駅弁店中央軒の名物・かしわめしとシューマイを組み合わせた丼が決勝進出を決めた。決勝は24日に福岡県北九州市の門司港駅前広場で開かれ、予選を勝ち抜いた13店の丼が集結する。 同社が駅周辺のにぎわいづくりや地域の魅力発信を目的に企画した。九州各地の58駅の駅長が薦める62店の丼がエントリーし、約2万3千票が集まったウェブ投票で決勝に進む丼が決まった。 中央軒の丼は「かしわめしに焼麦(シャオマイ)ドーン! の丼なんてどがん?」。かしわのうまみが染み込んだ特製のだしで炊き上げたご飯の上に、甘辛く煮た鶏肉、錦糸卵、刻んだ佐賀のりを盛り付け、大きなシューマイを中央にトッピングしている。県内から参加した6駅の丼で唯一、予選を突破した。 18日に中央軒の児玉隆二社長(42)と鳥栖駅の久冨勝之駅長(47)が鳥栖市の向門慶人市長を表敬訪問した。児玉社長は「かしわめしとシューマイの黄金タッグが実現し、多くの方に食べてほしい」と話し、向門市長は「てっぺんを目指して頑張ってほしい」と期待した。 中央軒の丼は、鳥栖駅や新鳥栖駅で購入できる。決勝は午前10時から午後4時まで(売り切れ次第終了)で、来場者の投票で優勝が決まる。(井手一希)
井手一希