JFLラインメール青森 魅力向上へサポーター有志ら議論 青森市で「ファンミーティング」
日本フットボールリーグ(JFL)で今季10位に終わったラインメール青森のサポーター有志らが22日、青森市の油川市民センターでファンミーティングを開催した。参加した約20人(オンライン含む)がクラブのJリーグ参入を後押しするに当たり、集客やサポーター対応などに関して意見を出すとともに、課題を共有し、クラブ側に伝える要望を取りまとめた。 ファンミーティングはサポーター団体「レボリューション」が主催。クラブの魅力づくりについてサポーター側から発信しようと企画し、昨年に続いて2回目。ラインメール側からの参加は都合により、かなわなかった。 ファンミーティングでは「ホーム戦平均観客数が千人を超えたものの、目標とする2千人には遠い。コンスタントに人を集めるため、来季に向けて何か種をまかなければならない」「メディア露出を増やし、チームや選手の人となりが分かるようになれば、より身近に感じられると思う」などの声が上がった。 また、クラブが主催するファン感謝祭の開催や、行政を巻き込んだ会場へのシャトルバス運行、効果的な広報活動などを求める意見もあった。 レボリューション相談役の佐藤卓也さんは「クラブ、選手、サポーターが同じ方向に向かっていかなければ昇格は遠い。サポーターとしても協力は惜しまない」と強調。「来年はクラブ創設30周年でもあり、ともに頑張っていきたい」と話した。