横浜流星、ハプニングにとっさの機転 映画タイトルのパネルを仁王立ちで支える「心配になっちゃって」
マンションから飛び降りるシーンは何度も撮影「足が痛かった」
俳優の横浜流星が18日、東京ドームシティ・クリスタルアベニューで行われた映画『正体』(11月29日公開、藤井道人監督)の公開直前イベントに、吉岡里帆、山田杏奈、SixTONESの森本慎太郎とともに出席。ステージに設置された「正体」の文字パネルスタンドが風により揺れ、登壇者全員で支える場面があった。 【写真】『正体』公開直前イベントに登場 横浜流星&吉岡里帆らの全身ショット あいさつを求められた横浜は「見ていただきたい気持ちでいっぱいです。最後の最後までできることをやって、この作品が皆さまの元へ大きく羽ばたいてくれたらうれしいです」と吐露。全国で試写会が行われ、すでにさまざまな感想が寄せられている。SNSに疎いという横浜は「インスタグラムはやっているので、そこに届いた声は見ています。公開前から言葉をいただけるのはうれしいこと」と喜んだ。 この日は、屋外イベントということもあり、トーク中にステージに設置された『正体』の文字パネルスタンドが風で揺れるハプニングが。横浜はとっさに「正」の字を支え、森本も続くと「『正体』の文字も入るし、写真も取れちゃう」と場を和ませ、仁王立ちで支え続けた。さらに、吉岡は全身を使って「体」の字、山田は公開日が記載されたパネルを抑えており、一時は登壇者全員でパネルを支えていた。 パネルは倒れることなく、無事にトークは再会。撮影中の印象に残っている出来事を聞かれた吉岡は、横浜がマンションから飛び降りて逃亡するシーンを上げ「『大丈夫なの……』って心配になっちゃって。マットが敷いてあるとはいえ、撮影でそこまでする方にお会いしてないので、スタントの人じゃないんだってびっくりしました。全部流星くんがされているので」と振り返った。このシーンは何回も撮影したそうで、横浜は「足が痛かった」と明かし、「痛みを感じられるのは鏑木として生きられていた証拠。見どころの1つなのかなって思います」とアピールした。 イベント後半では、同作のコピー「信じる、君を。この世界を。」と絡め、自身が信じていることについてトーク。横浜は「自分」と言い、「疑うこともあるけど、その先に信じるがあるし、自分くらいは自分を信じたい。自分を信じられない人に、人を信じる資格もない」と力強く語った。 同作は、小説家染井為人氏による同名小説を原作に映画化。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けるも脱走し潜伏を続ける主人公の鏑木(横浜)は、5つの顔を持つ。東京でフリーライターをする沙耶香(吉岡)、大阪の日雇い労働者・和也(森本)、長野の介護施設で働く舞(山田杏奈)、刑事の又貫(山田孝之)の4人が出会った鏑木は、それぞれ全く違う姿をしていた。4人の視点から描かれる鏑木の正体、顔を変えながら日本を縦断する鏑木の真の目的とは。
ENCOUNT編集部