侍ジャパン・井端監督、始動後初の実戦で3打数3安打の紅林に頼もしさ「本番に入っても打ってくれればいい」
◇5日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」 侍ジャパン宮崎合宿 練習試合・広島戦(SOKKENスタジアム) 始動後初の実戦となった広島との練習試合は快勝。7イニング制の特別ルールの中、5人の投手は無失点に抑え、打線は8安打を放ち5得点。中でも、紅林(オリックス)が3打数3安打で、犠飛も1本放ち、井端監督は「本番に入っても、あのような状態で打ってくれればいい」と頼もしそうに話した。 足のスペシャリスト・五十幡(日本ハム)もしっかり実戦でチェックした。広島側が何度入れ替えてもOKとしてくれ、6、7、そしてタイブレークの練習をした8回と3イニング連続で代走に送った。7回無死一塁の場面では2ストライクとなってからの3球目に二盗を成功。打席の辰己(楽天)も続く4球目を捉え、2本目の適時打となる三塁打とした。指揮官は五十幡について「彼を出すのは間違いなく接戦で行ってほしい時」と期待し、辰己も「走るまで待てるのはさすが。あの打席は内容があった」と目を細めた。
中日スポーツ