会社が早期退職者を「4000万円」で募集しています。55歳で「年収400万円」なのですが、あと10年働くと考えると応募したほうが良いでしょうか? 退職後も十分に生活できますよね?
老後を考えると早期退職しても働いた方がいいケースが多い
55歳で早期退職して働かないと貯蓄だけが減少していく状況になるので、余裕がある間は気にならなくても貯蓄が少なくなると焦る気持ちが大きくなるかもしれません。実際にどのような場面でまとまったお金が必要になるかは予想しにくく、老後を考えると早期退職しても働いた方がいいケースが多いでしょう。 ただし、正社員で働いているときのようにフルタイムで働く以外にも、派遣社員や契約社員・アルバイトなどほかの働き方を検討してもいいでしょう。週に3日だけ朝から晩まで働く方法や、平日に毎日午前中だけ働く方法などさまざまなパターンがあります。 また、各種の収入や支出などを計算して金銭面に余裕がある場合でも、社会的なつながりを求めて働く人も少なくありません。
まとめ
金額面だけを見ると、早期退職して老後に年金だけで生活できる可能性はあります。しかし、いつ、どのような出費が必要になるかは予測しにくいことを考えると、早期退職後にも何らかの形で働くことを考えておくのがおすすめです。 また、早期退職する前には各種支払いなどについて試算して、毎月の支出と収入のバランスを確認してください。 出典 日本年金機構 令和5年4月分からの年金額等について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部