【阪神のドラフト指名予想】独立リーグ勢も豊作 BC・埼玉の町田隼乙は“インターンシップ”経験
きょう24日のドラフト会議で、阪神の指名が予想される選手を探った。獲得の意思表示とも言える調査書の動向を取材すると、有力候補から「球児2世」、「ビッグマン高校生投手」、「バズーカ強肩捕手」、「独立リーガー」という4つのキーワードが浮かび上がった。 今年もまた、独立リーグ勢が豊作だ。複数人、下位や育成で指名する可能性がある。 BC・埼玉の町田隼乙（はやと）捕手（21）は、今季・323、5本塁打の打撃が自慢。昨年から2年連続で阪神のファーム春季キャンプに参加し、学生さながらの“インターンシップ”を済ませている点も心強い。 四国IL・徳島の最速154キロ右腕、白川恵翔投手（23）は徳島の池田高出身で、今年は韓国プロ野球にレンタル移籍した異色の経歴を持つ。同じチームでは、最速159キロ右腕の工藤泰成投手（22）、今季9本塁打の右打ちの強打者・寺岡丈翔（たけと）外野手（24）も指名候補に挙がる。 球団は兵庫県西宮市鳴尾浜にあるファーム施設を来年3月に同県尼崎市に移転。寮も拡充され、球団関係者は「育成を例年以上に取る可能性がある」と語る。独立リーグ出身者が甲子園のスターになる日もそう遠くないかもしれない。
