静岡産の新鮮な「サクラエビ」を軽井沢で提供 中部横断道の延伸による“時短効果”生かす
長野放送
新鮮な海の幸を軽井沢にお届けです。長野県下諏訪町の鮮魚卸が中部横断道の延伸による時短効果を生かし、静岡産の新鮮な「サクラエビ」を提供しました。 からっと揚がったかき揚げにー。釜揚げしたエビも。今が旬の静岡産の「サクラエビ」です。 客: 「おいしい、家では食らべれない」 販売された場所は、軽井沢町の「プリンスショッピングプラザ」。5月26日、下諏訪町の鮮魚卸「丸松水産」が静岡の漁港で仕入れた新鮮なサクラエビを調理して販売しました。 丸松水産・松浦志保社長: 「中部横断道が開通したのもあって、静岡のおいしいものを長野県内の方に知っていただきたいという思いが一番強いですね」 丸松水産は海なし県・信州の人たちにも新鮮な海の幸を届けたいと、毎朝、静岡の市場や港で海産物を仕入れ、県内の飲食店などに届けています。 以前は片道3時間以上かかっていましたが、2021年に中部横断道の双葉ジャンクションと新清水ジャンクションが開通し、諏訪と静岡の所要時間は2時間ほどに短縮。 その強みを生かし、取引先をメインの中南信だけでなく東信地方のスーパーやホテルなどにも広げています。 さらに、旬の味を客に直接届けたいと、4月からは、下諏訪町の店舗を改装して、ランチ営業も開始。朝仕入れてきた新鮮な海産物が食べられるとあり、人気となっています。 26日販売した「サクラエビ」も、前日に水揚げされたばかりの新鮮なもので、生のサクラエビも味わいました。 埼玉県から: 「おいしい。甘くて新鮮で」 「埼玉じゃ食べられないですね」 茨城県から: 「物流が改善されてきて普段遠出しなきゃ行けなくても近場で食べられるのは、だいぶメリットは大きいかな」 新鮮な海産物を信州でもー。 丸松水産は今後も県内での販路を拡大していきたいとしています。 丸松水産・松浦志保社長: 「駿河のおいしいお魚関係を長野県全域にお届けできるようにしていきたい」
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