“富山ー関空” 空の便 2026年春就航…フライト1時間 運賃1万円前後「観光振興、交流人口の拡大めざす」ジェイキャスエアウェイズと富山県が連携協定
チューリップテレビ
富山空港と関西国際空港を結ぶ空の便が2026年春に就航します。フライトはおよそ1時間、運賃は1万円前後を見込んでいます。東京に本社を置くスタートアップ企業で地域航空会社の「ジェイキャスエアウェイズ」と「富山県」が13日、連携協定を結びました。 【写真を見る】“富山ー関空” 空の便 2026年春就航…フライト1時間 運賃1万円前後「観光振興、交流人口の拡大めざす」ジェイキャスエアウェイズと富山県が連携協定 連携協定では、富山空港と関西国際空港を結ぶ空の便の運航開始に向けて、空港の路線拡充による観光振興や交流・関係人口の拡大などを目指すとしています。 富山県 新田知事 「関空を通じて、ローカルと世界を結ぶそんな本当にチャレンジングな事業だというふうに思い、われわれとしてもわくわくしながら、今回の連携協定を締結することを決断をしたことであります」 ジェイキャスエアウェイズ 梅本祐紀 代表取締役「われわれのようなスタートアップ企業が、かつ事業を開始する前に、こういう協定を結ばせていただくというのは、県の中でも相当イレギュラーなご判断であっただろうというふうに考えております。これはわれわれへの期待の表れでもあると思っておりますので、これにしっかり応えられるように事業を前に進めてまいります」 「ジェイキャスエアウェイズ」は去年6月に設立。関西国際空港を拠点に、富山空港と鳥取県の米子空港を結ぶ2つの路線について、2026年春の就航を目指しています。準備金として現在、約6.5億円を調達しました。 就航地に富山を選んだ理由については―。 ジェイキャスエアウェイズ 梅本祐紀 代表取締役「すし県富山でもありますし、立山連峰もあったりとかということで非常に豊かな都市だと考えています。既存の需要プラスインバウンドからの新しい需要、この2つが合わさってですね、われわれの事業の計画であればしっかりとした事業計画、収益性が担保できる」 導入予定の航空機「ATR72-600」は、最大座席数が76で、低燃費で近距離向きの小型旅客機です。 関西国際空港まではおよそ1時間のフライトで到着します。就航開始時は1日3往復で毎日運航し、半年後には2機目を追加して便数を増やす計画だということです。運賃は1万円前後を目指しています。
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