東大出身の須山 新幕下で4連敗負け越し「強いですね。なかなか前に出られない」
「大相撲九州場所・8日目」(17日、福岡国際センター) 東大出身初の力士で東幕下34枚目の須山(木瀬)は元十両の朝乃若(高砂)にひっかけで敗れて4連敗となり、負け越しが決まった。 立ち合いで相手の変化についていき、小刻みな突き押しで攻め込んだ土俵際で、うまく腕をひっかけられた。相手に軍配が上がり、物言いがついたが覆らず。「負けているかなと思った。変化はあるかもなと思っていて、その後は思い切って攻めていったけどダメでした」と振り返った。 新幕下の今場所はここまで白星なし。番付が三段目から幕下中位まで一気に上がり「強いですね。なかなか前に出られない」と、対戦相手の実力の違いを痛感している。それでも、前向きさは失わず。「負け越しは決まったけど、まだ終わっていない。あと3番、しっかりやりたい」と気合を入れ直した。