[山口県]まちじゅうエヴァ第4弾開幕 彫刻デザインコンや謎解きなど新企画 宇部市
宇部市で来年1月19日まで
宇部市の魅力をテーマに「まちめぐり」をさらに楽しくするエンターテインメントやグルメなどを盛り込んだ観光イベント「まちじゅうエヴァンゲリオン第4弾」が4日から始まった。初めて2カ年にわたるトリビュート彫刻デザイン案コンテスト、謎解きゲームなどの新企画も用意した。市の主催で来年1月19日まで。 彫刻デザイン案コンテストは、エヴァンゲリオンの作品内に登場するシーンやキャラクター、アイテムなどに影響を受けたファンや市民からデザイン案を12月4日まで募集。最優秀に選ばれた作品は来年度に実物作品として鋳造され、まちじゅうエヴァンゲリオンの新スポットとして市内に設置される。 謎解きゲームは常盤公園を舞台に、完全オリジナルストーリーの主人公として使徒殲滅(せんめつ)を体験。登場キャラクターに導かれながら、園内に仕掛けられた謎を解いていき、「まちエヴァ」限定のオリジナルゲームを楽しむことができる。 宇部回廊サウンドツアーも新企画として実施。ソニーが開発した新感覚の音響サービス「ロケトーン」を活用し、スマホを手に市内を回ってマップ上にある特定のスポットを訪れると、位置情報に連動した音声や音楽が流れる。山口大工学部の大学院生らがツアーコース作成に協力した。 地元食材を使ったグルメフェアは、協力店が前回の38店から48店に増え、計77商品をそろえた。対象商品を購入すると、全10種類のステッカーの中からランダムで1枚プレゼントする。メニューはエヴァバージョンの瓦そば、シンジくんのお弁当(綾波のみそ汁付き)、山口外郎エヴァバーション、作中で綾波レイが食べていた「にんにくラーメンチャーシュー抜き」などを提供する。 JR宇部線・小野田線と市交通局路線バスの「1dayパス」も発売し、新山口や宇部新川などの駅でスタンプラリーも。山口宇部空港1階到着ロビーでポップアップショップを開設し、限定商品などを販売する。 ときわミュージアムであったオープニングイベントでは、グルメフェアで提供される料理や菓子、ステッカーやお守りなどのオリジナルグッズが披露された。 篠崎圭二市長は「開催にご尽力いただいた皆さまに感謝する。第4弾を楽しんで、この街の魅力に触れてほしい」と話した。