2年ぶり中山大障害制覇のニシノデイジー引退&種牡馬入り 快挙翌日に西山茂行オーナーが発表
21日に行われた中山大障害を2年ぶりに制すなどJG1を2勝したニシノデイジー(牡8歳、美浦・高木厩舎)が引退することが22日、馬主の西山茂行氏のブログで発表された。来年から北海道日高町の西山牧場で種牡馬入りするという。 「西山牧場が産んだ最高傑作のセイウンスカイの血を繋(つな)げるのはこの馬しかいません」などと理由を説明。今年11月始めに牧場で、左前肢に熱感があったが、翌日には消えたそう。ただ、中山大障害隔年制覇から一夜明けた22日、馬は元気だが、脚部は相当疲れていたとの報告を受け、引退を決断したという。 同馬は、18年の札幌2歳S・G3、東京スポーツ杯2歳S・G2を制覇。22年に続き、今年の中山大障害・JG1を制し、王座を奪還していた。通算32戦6勝(うち障害12戦3勝)。 父ハービンジャーで、母ニシノヒナギクの血統で、祖母ニシノミライの父がセイウンスカイ。3代母はニシノフラワーと、西山牧場ゆかりの血筋をつないでいる。
報知新聞社