【もうすぐ8月盆】お墓参りや仏壇のお供えに向く《キレイが長く続く花》4種。比較的暑さに強く花持ち良し
もうすぐお盆休み。ご先祖様の墓前や仏前にお供えするお花を贈ろうと考えている方もいらっしゃると思います。 ◆【写真6枚】お供えの定番花「キク」など、2枚目以降、今年のお盆にお供えしたい花持ちの良い花を紹介します! お祝いごととは違うのでどんなお花を選んだらいいのかわからない、という方もいるかもしれません。でも、お花屋さんにすべてお任せしてしまうのではなく、必要に応じてふさわしいお花を自分自身でセレクトできたらいいですよね。 そこで今回は、花持ちがよく、比較的暑さにも強く長く楽しめるお花4選を参考価格とともにご紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する、仏壇のお供えに向く《キレイが長く続く花》4選
・キク(マム) ・トルコギキョウ ・スターチス ・カーネーション もうすぐやってくるお盆シーズン。今年は大切な人に心を込めて飾ってあげたい「お供えの花」探してみませんか?
【もうすぐお盆】お墓参りや仏壇のお供えにピッタリ《キレイが長く続く花》4種
●【お盆のお供えに】日本人の感性に合う伝統的な佇まい「キク」 もともとは遣唐使とともに中国から渡来したといわれているキク。古来から、重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)には菊酒を飲んで無病息災を願ったり、花びらを湯船に浮かべたり枕に入れたりして香りで邪気を払うという風習もありました。 私たちの暮らしに寄り添いながら品種改良が進められ、現在は驚くほど多くの花の形や色のバリエーションがあります。故人に想いを馳せながら、イメージに合うものをセレクトできるのがいいですね。 そんなキクは盆花や仏花の定番中の定番。暑さや寒さに強く、花姿も崩れにくいという特徴があるので、長く飾れるのも魅力です。 ※参考価格:200円~500円前後(切り花1本) ●たおやかで優美な和美人風「トルコギキョウ」 ひらひらとしたボリューミーな花弁がエレガントなトルコギキョウ。切り花としてオールシーズン出回っていますが、じつは夏が旬の花なので暑さに強いんです。 暑い日が続くお盆のシーズンに、あまり手をかけなくても花もちがいいため重宝されています。花瓶に挿したら小さな蕾や水に浸かってしまう葉はカットし、直射日光の当たらない風通しのよい場所に置きましょう。 さらに長持ちさせるためには、1日1回は水を替え、花瓶の中を清潔に保ちます。2~3日に1回、水換えの際に、水中で手で茎を折る「水折り」を行うと水あげがよくなります。 ※参考価格:400~800円前後(切り花1本) ●【お盆のお供えに】ナチュラルで色褪せない優等生「スターチス」 さわやかなブルーにパープル、ピンク、ホワイトに加えイエローなどの色もあるスターチス。主役級ではないけれど、大人っぽい雰囲気や優しげな色あいから人気を誇ります。 ややカサカサした風合いでもともとの水分量が少ないため、枯れにくい花として重宝します。その性質を活かしてドライフラワーとしても使われています。 「途絶えぬ記憶」「変わらぬ心」という花言葉なので、お盆の時期にご先祖様に想いを馳せながらお供えするのにもピッタリですね。 茎の周りの葉っぱが傷みやすいので、活ける際には水に浸かる葉を取り除くと長い間楽しむことができます。水に浸かる部分が腐りやすいので、花瓶の水は少なめにしておきましょう。 ※参考価格:800~1000円(切り花5本前後) ●【お盆のお供えに】健気に咲いてよく育つ! 「カーネーション」 フリルのように波打つ花びらが重なり合いゴージャスな雰囲気もありながら、スッと伸びる端正な姿が印象的なカーネーション。 母の日のギフトの定番ですが、ブーケやアレンジメントとして通年よく利用されており、お盆のときにお供えするお花としてもおなじみです。仏花として用いる場合は、白のカーネーションを用いると雰囲気に合うでしょう。 水を吸いやすくするように茎を斜めにカットする、水に浸かった部分がぬめりやすくなるため花瓶の水を浅めにし、毎日水換えする、など適切な管理をすれば夏場でも花持ちがグンとよくなります。 ※参考価格:160~200円前後(切り花1本)
お盆のお供えは「キレイが長く続く花」心を込めて飾ってみませんか?
お盆の時期には実家に帰省する方も多いことでしょう。お墓参りをしたり、仏壇に手を合わせたりするときには、花を手向け、ご先祖様や亡くなった身内のことをゆっくり考える人も多いでしょう。 お盆の間に帰ってくる故人の霊は花に宿るといわれています。家族や親戚などと美しい花を囲み、ゆっくりと話をする時間も大切にできたらいいですね。 どうしてもお盆の時期に帰省できないという方も心配ご無用。 今は輸送網の発達で、夏でも生花がフレッシュな状態で届けられるようになりました。オンラインショップを利用するなどして、花持ちがよく長く飾ることができるお花を贈ってみてください。
LIMO編集部