JP〝松本人志ものまね〟までの葛藤告白「俺の方が絶対うまいし、俺の方が愛もあるけど…」
ものまねタレントのJP(41)が10日、お笑いコンビ「鬼越トマホーク」のユーチューブチャンネルに出演。ダウンタウン・松本人志のものまねについて言及した。 動画内で鬼越トマホーク・金ちゃんから「松本さんのモノマネはずっとやってたんですか?」と尋ねられると、JPは「夢は叶う、と言うとかっこよすぎるけど、僕は『松本人志のモノマネの人』って言われるために東京に出てきた」と自身の〝計画〟について明かした。 しかし、当時は葛藤もあったという。「ホリさんでいったらキムタク、ミラクルひかるでいったら宇多田ヒカルみたいな…そうならないと売れないじゃん」と、ものまねタレントとしての在り方を語りつつ「結構、松本さんのそっくりさんも出てきた。俺の方が絶対うまいし、俺の方が愛もあるし、絶対いけるけど、新鮮味もないから、今さら『松本さんです』って言っても…。無理やなぁと思ってて。ものまね番組は出てたけど、リュウの弱パンチぐらいで…」と振り返った。 そんなJPの転機は、2年前に突然訪れた。「テレビに出るのは諦めて、営業用のネタを作ろうと。夢を追うんじゃなくて生活を追おう」と切り替えていた時、フジテレビ系「ワイドナショー」にレギュラー出演していた松本が、新型コロナウイルス感染者との濃厚接触の疑いで同番組を欠席。その収録前日に、松本本人からX(旧ツイッター)上で代役としてJPが指名されたのだ。 JPは「初めてだったんですよ、テレビも。本人が不在、しかもコロナで。代役でものまね芸人を立てるっていう…」と不安を吐露しながらも「そこからテレビのオファーがその年の何百本と出て、『Yahoo!検索対象2022』のお笑い部門で1位になった」と笑顔で回想した。 しかし、JPは「ただぁ!」と聞き覚えのあるセリフを叫ぶと「『Yahoo!検索対象ランキング』出た芸人は次の年必ず消えるって言われてるけど、ほんまに消えかけてるなぁ!」と、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品風に放言した。
東スポWEB