ポルト指揮官コンセイソン、今夏の退任が決定的に…2017年就任で3度のリーグ優勝。中島翔哉らを指導
ポルトのセルジオ・コンセイソン監督が今夏に退任することになるようだ。ポルトガル『Record』が伝えた。 現役時代にポルトガル代表で活躍したコンセイソン監督は2017年に古巣ポルトの指揮官に就任。以降、7年間にわたって公式戦377試合でチームを指揮して70%を超える勝率を記録し、3度のプリメイラ・リーガ優勝や4度のタッサ・デ・ポルトガル制覇などを成し遂げた。 2019年に加入した元日本代表FW中島翔哉を指導したことでも知られるコンセイソン監督だが、今シーズン終了後に退任することが濃厚だ。『Record』によると、元指揮官のアンドレ・ヴィラス=ボアス氏が会長に就任するなどクラブに大きな変化が訪れることから、自身のキャリアやポルトにとっても退任が最善であるという結論に至ったようだ。 なお、ポルトで実績を残したコンセイソン監督の今後は現段階で不透明。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、今シーズンのリーグ・アンで8位に沈んだマルセイユからの接触があった模様。同氏は『X』で「マルセイユが大きなオファーとプロジェクトをコンセイソンにプレゼンした。クラブは彼の最終決定を待っているが、実現に向けて動いている」と伝えている。