ゴルフ=LIVのノーマンCEO退任、元NBA幹部が後任─報道
[27日 ロイター] - 男子ゴルフでサウジアラビア政府系ファンドが支援するゴルフツアー「リブ・ゴルフ・インビテーショナル・シリーズ(LIV)」の最高経営責任者(CEO)兼コミッショナー、グレッグ・ノーマン氏(69)が退任することになったと、米ESPNが伝えた。 報道によると、後任は北米プロアイスホッケー(NHL)や米プロバスケットボール協会(NBA)のチームで幹部経験のあるスコット・オニール氏。最近までマーリン・エンターテイメンツ・グループのCEOを務めていたが、同社は27日にオニール氏が「別の機会」のために退職すると発表した。 オーストラリア出身のノーマン氏は1986年と93年の全英オープン選手権で優勝し、PGAツアー20勝を挙げた。LIVの立ち上げから関わり、ツアーの運営に3シーズン携わった。その間、ジョン・ラーム(スペイン)、ブライソン・デシャンボー、フィル・ミケルソン(ともに米国)といったスター選手をPGAツアーから引き抜くことに成功した。 ノーマン氏は先月、米誌スポーツ・イラストレイテッドに対し、自身の契約は2025年8月に終了すると語っていた。