鹿児島で12万羽殺処分開始 鳥インフル、全国21例目
鹿児島県は7日、同県霧島市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑い事例について、遺伝子検査で陽性と確認したと発表した。飼育する肉用鶏約12万羽の殺処分を始めた。県や農林水産省によると、養鶏場や家禽農場での感染確認は今季全国21例目、県内3例目。 県は感染拡大防止のため、半径10キロ圏内にある65農場で飼育する計480万羽の移動や搬出を制限した。 県によると6日午後2時ごろ、姶良家畜保健衛生所に、死んだ鶏の数が増加しているとの連絡があった。