外は冬 中は暖か 寒河江市で観光いちご園オープン 来園者が雪中いちご狩り楽しむ
山形放送
寒河江市の「観光いちご園」が17日、オープンし、訪れた親子連れなどが雪中いちご狩りを楽しみました。 真っ赤に実った大粒のイチゴ。ことしも雪中いちご狩りのシーズンを迎えました。オープンしたのは、寒河江市の2つの観光いちご園です。このうち、寒河江市八鍬の「いちごガーデン」ではセレモニーが行われ、関係者がテープカットで開園を祝いました。 2万株が栽培されている「いちごガーデン」で収穫できるのは、大粒で酸味と甘味のバランスが抜群の「とちおとめ」や「おいCベリー」など12種類。訪れた親子連れなどがさっそく手で摘んで頬張っていました。 食べた人「大きいんじゃない一口がおいしい?おいしい」 食べた人「すごい甘い。家でも家庭菜園で作っているけどこんな甘味は出ない。何個でもいける」 ことしは、夏の猛暑の影響で苗が枯れて、植え替えを余儀なくされたものの、遮光ネットを張って光と温度の調節をしたことで大きくて甘いイチゴに仕上がったということです。 いちごガーデン園主 高橋庄次郎さん「雪中いちご狩りがメイン外と中との温度の差。外は冬、中は暖かい春先という感じでイチゴを作っている。味を確かめながら食べてほしい」 寒河江市の観光いちご園は、予約制で30分食べ放題。料金は大人が2300円などとなっています。「雪中いちご狩り」は、3月いっぱいまでで、その後も5月末まで「いちご狩り」が楽しめるということです。