スペック最強は誰だ!? 日本代表能力値ランキング8位。鋭いゴールへの嗅覚! 復活果たした28歳
AFCアジアカップカタール2023に臨むサッカー日本代表のメンバーが1日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。
8位:南野拓実(モナコ/フランス) 生年月日:1995年1月16日 市場価値:1200万ユーロ(約16.8億円) 23/24リーグ戦成績:16試合5得点4アシスト 日本代表通算成績:52試合18得点10アシスト モナコ1年目の昨季、大不振に陥った南野拓実だが、今季は恩師アドルフ・ヒュッター監督の就任も追い風となり復活。昨年10月にカタールワールドカップ以降遠ざかっていた日本代表への復帰を果たし、AFCアジアカップカタール2023メンバーにも滑り込んだ。同選手にとっては、これが2大会連続の出場ということになる。 「IQ」とゴールに関わるプレーの質を表す「攻撃」の数値はともに80オーバーとなった。相手にとって危険なスペースを見つけ、使う上手さを持っており、味方から効果的なパスを引き出せる。ゴールへの嗅覚も鋭く、限られたアクションで得点の可能性を作り出せる選手と言っていいだろう。 パワーやスピードは飛び抜けていないが、スタミナが豊富なため「フィジカル」の数値は80近いものとなっている。とくに、終始行う前線からの強烈なプレスはチームにとって大きな助けに。フィールドプレーヤー全員に高いインテンシティーが求められるザルツブルクやリバプールでプレーした実績は伊達ではない。 弱点はドリブルを駆使して個でゴリゴリと打開していくタイプではなく、サイドで使うと物足りなさが否めない点。それは日本代表でも証明されている。やはり中央、それもよりゴールに近い場所でプレーしてこそ本来の輝きを放つことができるピースと言えそうだ。
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