勤務先のスマホと鍵を持ち逃げ 忽然と姿を消す・・・男を横領の疑いで逮捕 北海道苫小牧市
北海道・苫小牧署は2024年11月20日、岩手県に住む無職の男(27)を横領の疑いで逮捕しました。 男は当時、働いていた会社から借り受けて自ら保管していたスマートフォン1台(時価2万8765円相当)と北海道白老町北吉原にある男が住んでいた会社事務所兼社員寮の玄関ドア及び風除室ドア鍵2本(時価合計1800円相当)を、2023年7月29日、自ら使用する目的で横領した疑いが持たれています。 警察によりますと、男はこの会社で牧場の牛肥の運搬作業をしていたということです。 男は2023年7月29日の勤務終了後から、スマートフォンと鍵を会社に返さず、上司や同僚に何も説明しないまま、所在がわからなくなったということです。 2023年9月22日、男が働く会社の上司が「従業員に貸し与えていたスマートフォンと会社事務所兼社員寮のカギを持ち逃げされた」と苫小牧署に被害を申告しました。 その後、警察は所在の捜査などを行い、男が岩手県に住んでいることが発覚し、逮捕に至ったということです。 調べに対し男は「鍵をどうしたのかは覚えていませんがスマートフォンは金にするために売りました」と容疑を認めています。 警察は動機を調べるとともに、事件の詳しい経緯を捜査しています。