世界三大花木・ジャカランダ開花 徳島市
日本の気候では咲きにくいとされる南米原産の花木「ジャカランダ」が、徳島市北沖洲1の柏岡あけみさん(84)方で青紫の華やかな花をつけ、周辺住民の目を楽しませている。 国内で珍しい白いトビカズラ 徳島雲南友好植物園(上板町) 高さ約10メートルの木の先端には、直径数センチのラッパ状の花が集まって咲いている。柏岡さんによると、旅行会社のパンフレットに載っていたジャカランダを直接見たいと思い、30年前に近所のホームセンターで苗木を購入し植えた。今月上旬に初めて咲いた。 ジャカランダは世界三大花木の一つとされるノウゼンカズラ科の落葉樹。熱帯、亜熱帯地域に多く分布し、日本では育ちにくいとされる。柏岡さんは「暖冬だったので咲いてくれたと思う。30年間待ち続けて良かった。友人を招待してきれいな花を見てもらいたい」と話した。