日本にも来る! 将来はトヨタ版も? 突然スズキがエスクードの電動版[eビターラ]をごっそり公開!
■トヨタ版はbZ2Xとしてデビューか?
eビターラは、インドのスズキ・モーター・グジャラートで2025年春から生産が始まるという。インドは欧州や中東、アフリカなどに近く、スズキはここを電動車両の一大拠点に育てるようだが、すでに日本への導入も明言されている。 デビューの順序は、電動化の進む欧州が先になるだろうか、遠からず日本でもその姿を目にすることができるだろう。 もう1点、冒頭でも触れたとおり、このeビターラのトヨタ版が登場するという点も注目だ。2023年末、トヨタはeVXそっくりのコンセプト「アーバンSUVコンセプト」が公開しているが、こいつがeビターラのOEMとして登場することはほぼ確実だ。 どんな市販車になるかだが、約4.3mという全長はヤリスクロスの後継としては大きく、カローラクロスの後継としては小さい。トヨタOEM車はこの2台の中間を埋める新型車として登場するはず。具体的にはbZ4Xの小型版「bZ2X」としてデビューすると思われる(※bZ3Xはすでに中国で発表済みのため)。 小さなEVは「いかに手頃な価格を実現するか」が極めて難しく、トヨタもスズキのコスト低減の力を借りてクルマを生み出すことになった。もともとe-TNGAのアライアンスにはダイハツも含まれているから、eビターラのプラットフォームからはダイハツ版も派生してくるだろう、 電動化によって自動車メーカーの合従連衡が勢いを増してきた。今後も各社が力を出し合った力作に期待しよう。