なぜ夫の育児は「ただの手伝い」と感じてしまうのか。不満をもつ妻が考えた最終手段とは?
男性の家事や育児の参加が、ひと昔前よりは進んで来ている現代ですが、共働き世帯でも女性側の家事育児負担が多い場合が、多々見受けられます。お互いに負担バランスに対して納得していれば問題ありませんが、以前の記事(関連記事:「約6割の夫婦が問題を抱えている! リアル“あなたがしてくれなくても”…セックスレスで悩む妻の本音」)でも上がったように、片方が不満を抱えている場合も少なくありません。 家庭は放置なのに“外面がいい”夫、仕事と家事、子育てに追われる妻。タワマンに暮らす夫婦が陥った負の連鎖【漫画で読む】 夫婦共に主体性を持って家事育児に参加することで家庭がうまくいったり、夫婦関係も良好になる場合がありますよね。では、その主体的な育児家事とはなんなのか? どのような時に主体性があると思うのかについて言語化していきたいと思います。
パパの育児家事への参加の現状は?
with class mamaエディターの筆者が、20代~40代2810人のママに「パパは育児家事を主体的にやってくれていると感じますか?」と聞いたところ、はい41%(ママと同等に主体性を持っている)、いいえ59%(手伝い感覚・やっていない)という結果でした。約6割のママが主体的ではないと感じているよう。では、なぜ主体的でない・手伝っているだけと感じてしまうのでしょうか?
どうしてパパの育児は“ただの手伝い”と感じてしまうのか
●パパは「点」、ママは「線」で考えている ・「作業をするだけで、なぜ必要なのか、どうやったらいいか? など自分で考えないから」 ・「言わないとやらない、自分からやらない」 ・「名もなき家事をやらない」 ●家事がパパだけで完結しない ・「食器洗いをやってくれたは良いけれど、排水溝ネットは放置、キッチンはびしょ濡れ……」 ・「仕事(ここでいう家事)がパパだけで完結せず、結局、ママが補助する羽目になり、何かしら負担が残るから」 ・「やりたくないことに対して“やらない”という選択肢がある。ママにはない。やるしかない」 こんな声がママたちからあがってきました。頼りにした分、負担が残っていると、どっと疲れてしまいますよね。