徳島・鳴門海峡で潮流に流され沈没危機のボートから釣り人親子救助 遊漁船業の男性を徳島海保が表彰
鳴門市の鳴門海峡付近で沈没の危険があったボートの釣り人2人を助けたとして、徳島海上保安部は、北島町鯛浜の遊漁船業小野孝一さん(61)に感謝状を贈った。 中学生2人が女性の自殺を食い止める 「飛び降りそうなのを見て」 徳島板野署が感謝状 小野さんは10月13日午後1時半ごろ、遊漁船で航行中、大鳴門橋付近で強い潮流に流されたミニボートを発見。オールを振って助けを求めていた県外の40代男性、20代男性の釣り人親子を遊漁船に乗せて救助し、ミニボートを亀浦漁港までえい航した。親子にけがはなかった。 保安部の野﨑威一郎部長が小松島市の徳島海保事務所で11月1日に感謝状を手渡した。小野さんは「助けられてほっとした。鳴門海峡の潮は速く複雑で、小さいボートは特に影響を受けやすい。十分に気をつけてほしい」と話した。