EV向け長寿命バッテリーを研究開発へ、12年後でも容量の8割を維持…CATLとNIOが技術協力
(写真:レスポンス)
CATLとNIOは3月14日、EV向けの長寿命バッテリーの研究開発に関する枠組み協定に署名した。 新エネルギー車(NEV)のバッテリーは通常8年間の保証があるが、2025年から2032年にかけて約2000万台のNEVが保証期間を迎える。これにより、保証のないバッテリーでの運転や、車両とバッテリーの寿命の差、高額なバッテリー交換費用などの問題が発生する。バッテリーの寿命問題への対応は急務となっている。 NIOは技術研究開発と独自のバッテリースワップにより、業界初のバッテリーライフサイクル運用システムを構築する。温度、強度、使用頻度の3つの条件をカバーし、大規模なデータに基づく運用と配信を通じて、交換可能なバッテリーの寿命を延ばし、12年使用後も容量の80%を維持する。
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レスポンス 森脇稔