賞状と記念の盾を手に（左から）安田壮平市長、有村修一代表取締役、碩明美支配人、瀬戸紳一郎専務理事、ひんじゃ～

　2024年度ふるさと企業大賞(総務大臣賞)表彰状伝達式は6日、奄美市役所であった。同市初の受賞者である奄美山羊島観光㈱の有村修一代表取締役社長やキャラクターの〝ひんじゃ～〟、ふるさと財団の瀬戸紳一郎専務理事、安田壮平奄美市長らが出席。瀬戸専務理事から有村社長へ表彰状、安田市長から奄美山羊島ホテルの碩明美支配人に記念の盾が手渡された。有村社長は「山羊島ホテルならではの営業を続けるとともに、観光関連業者が連携し奄美の交流人口増加に貢献したい」などとあいさつした。 　ふるさと企業大賞は、財団法人地域総合整備財団(通称・ふるさと財団)が地域の振興、活性化に資する事業活動を実施している民間企業を顕彰し、その活動を全国に広く周知することで、活力と魅力ある地域づくりの一層の推進に寄与することを目的に02年に創設され、奄美市からの推薦により、初の受賞となった。 　瀬戸専務理事は「地道な日々の活動に敬意を表するとともに、地域振興の中心的な存在として活躍することを期待する」などとあいさつ。安田市長は「地域の社会経済活動に感謝するとともに、奄美市、奄美群島の牽引(けんいん)役として活躍することを願う」と祝福した。