C大阪 森島社長が3月末で退任し4月に会長就任「タイトルを獲るという目標に強い思いで」
C大阪の森島寛晃社長(52)が9日、3月末で退任し、4月1日から代表取締役会長に就任すると明らかにした。後任の社長はヤンマーホールディングスの日置貴之スポーツビジネス室長が就く。 森島氏は前身のヤンマーからC大阪一筋でプレー。日本代表としても、98年と02のW杯に出場した。08年の引退後は、クラブの強化部門の職務などを担い、18年12月に社長就任。21、22年のルヴァン杯で準優勝したものの、クラブ創設30周年だった昨季は10位に終わった。「本当に悔しい思い。引き続きタイトルを獲るという目標に強い思いでやっていきたい」と話した。今後はトップチームとアカデミーの連携強化などクラブ全体を統括する。 ≪パパス新体制スタート≫ ○…パパス新監督の下、本拠地のヨドコウでチームは始動した。MF香川は「新しい監督の下で、緊張感がある凄くいい雰囲気で初日を終われた」と充実した表情を見せた。クラブは背番号9と11をつける新外国人選手を補強予定で、リーグ3位以内とタイトル獲得を今季の目標に設定。パパス監督は「ボールを大事にすることが基準。失ったらすぐに奪い返す攻撃的なサッカーを実現したい」と決意表明した。