50代、処分に困る紙ものは「無理に捨てない」。ストレスがたまらない管理のコツ3つ
片づけに困るアイテムとしてよく挙げられるのが「取扱説明書」。最近では「ネットで確認できるから捨ててよし」という声もあるけれど、なかなか処分できない人も多いのでは? 整理収納コンサルタント須藤昌子さんも、取説は取っておく派。すっきり管理するコツを教えていただきました。
無理に捨てなくてOK。ストレスがたまらないほうが正解
すっきりと、なるべく少ないもので暮らすスタイルを実践している整理収納コンサルタント須藤昌子さん。取扱説明書もすべて手放したかと思いきや、紙のまま保管しています。 「わが家は、紙で取っておきたいという夫の希望を尊重。また、説明書の裏側に保証書がついていることもあるため、なにを保管していてなにを処分したか分からなくなるのを防ぐという目的もあります」 説明書は捨てるべきか、取っておくべきか。須藤さんによれば、答えは人それぞれ。 「収納場所がなくて困っているなら、捨ててもいいと思います。でもネットで探すのは面倒だし使いにくいと思うならば取っておく。そのためにスペースは必要ですし、使いたいときにすぐ手に取れるような工夫も必要です」 自分が困っている=ストレスがたまっていること。それを解決できる選択肢を選ぶのがよさそうですね。
1:取っておく場合は、管理する枚数を減らす
取っておく派の須藤さんは、取扱説明書一式をファイルボックスに保管。種類ごとにクリアホルダーに入れています。ちなみに愛用しているのはナカバヤシのどっさり個別ホルダーです。 ホルダーに収納する前に必ずするのが、重複書類のチェックだそう。 「つい最近はダイニングテーブルとチェアを新調。素材説明とお手入れ方法が書かれた書類は2枚あったので、1枚を処分しました」 たった1枚でも、チリツモで続けていけば紙の量はグッと減ります。 説明書は頻繁に整理するようなものではありません。いったんホルダーにしまったら、ずっと入れっぱなしという人も多いはず。だからこそ、最初が肝心だと須藤さんは言います。 「商品は別のものでも、メーカーが同じなら書類が重複している可能性は高め。家電の説明書などもぜひチェックしてみてください」