幸せ指数都道府県ランキング 1位は沖縄 急上昇したのはプロ野球&J1の本拠地がある気候温暖な県
株式会社アール・ピー・アイ(東京都千代田区)は、住民自身が地域の元気度、幸せ度を評価する「全国地域元気指数調査2024」の結果を発表しました。それによると、都道府県別の幸せ指数は全体的に下がっているなか、「沖縄県」(幸せ指数6.32)が前年の3位から1位となりました。 【調査結果】都道府県別「幸せ指数ランキング」ベスト20を見る なお、本調査における「地域元気指数」「幸せ指数」とは、全国の男女約10万人を対象に、現在自分が暮らす地域がどのくらい元気か、自分がどのくらい幸せかを1~10点で採点してもらい、その平均値を自治体ごとに算出した独自の指数です。 まず、「地域元気指数」の推移を見ると、23年まで3年連続で上昇していたものの、24年は5.70で23年(5.75)と同程度となりました。一方、「幸せ指数」は6.02で23年から0.08ポイント減少し、調査開始以来の最低値となりました。 地域元気指数の推移を性年代別に見ると、全体では低下したものの、「20代女性」(6.03)、「30代女性」(5.97)、「60代女性」(5.97)、「20代男性」(5.88)では比較的高くなった一方で、幸せ指数は全体的に低下しており、特に「20代女性」(6.34→6.20)、「60代女性」(6.75→6.56)で大きく低下しています。 続いて、全国の「地域元気指数ランキング」を見ると、1位「沖縄県」(6.28)、2位「東京都」(6.06)、3位「神奈川県」(5.96)、4位「大阪府」(5.92)、5位「愛知県」(5.89)という結果になり、全国平均は5.70でした。 全体的には、例年上位の沖縄県、東京都、神奈川県、大阪府、福岡県などの大都市圏が低下した一方で、長崎県、青森県、広島県、宮城県などが順位を上げています。 また、「幸せ指数ランキング」では、1位「沖縄県」(6.32)、2位「広島県」(6.27)、3位「宮崎県」(6.26)、4位「奈良県」(6.25)、5位「大分県」(6.19)がTOP5となり、全国平均は6.02でした。 なお、全体的に幸せ指数が下がっているなか、23年に25位だった「広島県」(6.03→6.27)が最も上昇しています。 次に「住んでいる地域に対する評価」では、「誇りや愛着」「賑わい」「住みやすさ」「経済」「コミュニティ」の各領域すべてにおいて評価が低下しました。 最後に、「地域元気の評価」を経年で見ると、「地域の住みやすさ」に関わる行政サービス、地域の固有性、コミュニティの項目の評価が5ポイント以上低下し、地域の住みやすさを支える要素・機能の低下が懸念される結果となりました。
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