【ローリング・ストーンズ × ジャケ・ドロー】伝説的なアルバム“『Some Girls』のジャケット”に捧げられたユニークピース
『Some Girls』発売当時の33回転レコード盤を模した細かい溝が刻まれた第3の円は、オートマタ機構によって動き、3時位置のリューズのプッシュボタンを押すだけでレコードが30秒かけて1回転する仕様となっている。回転している間は、9時位置のストーンズを象徴するベロマークが上下に揺れ動き、そのすぐ上のレコードのアーム部分は上下してパワーリザーブを示している。なお、オートマタのパワーリザーブは4分間で、連続8回転の動きを可能としている。 4時位置にデザインされたグループの最近の姿には、途切れることなく62年間も活動した稀にみる長寿ロックバンドへの賛辞と、唯一故人となった創始者チャーリー・ワッツを偲ぶ、ジャケ・ドローの想いが込められているという。 きわめて挑戦的な精神を旨とするジャケ・ドローが、紆余曲折を経たグラフィックアートにオマージュを捧げた本作は、従来の時計の慣習を打ち破る唯一無二の腕時計だ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部