中学受験させる気なかった長男が「受験したい」宣言。お家学習から始めたけれど、すぐに“無理だ”と悟った話
えっ、中受ですか… 長男は「すぐに塾ではなく、家で勉強したい」と言い出しました。いやいや。無理じゃない。でも本人の意志は強い。 うーむ。とりあえず、塾なしでやろっか!とゆるりと動き出しました(夏終わりくらいにスタート)。 ゆるゆるとスタートした感じですが私はオタクで研究者肌です(なんなら本業は研究職ですし)。もちろん、子供と夫のいないところで調べまくりました。本屋でもネットでも関連本を読み漁り、問題集を取り寄せ、やるべきことやカリキュラムを俯瞰しました。うむ。中受したいという子供の親、当事者としての所感を述べます。
中受を家で対応するって、マジで大変だぜ!
すぐに悟りました。うわ!これはキツイ!と思ったことは主に3つあります。 ひとつは、中受熱が過熱していることもあり、 小4で前倒し教材を採用している塾や通信教育が多い 近年はスピード加速傾向。カリキュラムとしては小4、小5でほとんどの勉強を終わらせてしまい、小6でゆとりを持たせる。というのが最近の主流。悪くないかもしれませんが如何せんペースが速い。我が家のように出遅れると、習熟の度合いによってはチンプンカンプンになる可能性も。子供に無理のない段階を踏んで進めるには少なくとも小3の2月からスタートをしておかないと厳しいなぁと。 うちはまず低学年の基礎固めをしてからお家勉強をスタートしました。これで良いのか?と半信半疑になりますが基礎は大事なので…と言い聞かせながら進めました。出遅れると精神的にキツイですし、お家で準備をするとこのペースが本当に子どもに合っているかよく分かりません。 これは大変だぜ!と思った理由の2つ目は、 学校の成績も上げねばならぬ 長男が行きたいのは公立の中高一貫です。小学校の成績表を元にした調査書も試験に加点されます。我が家が通う小学校は、成績表に『よくできた』を記すのに渋る傾向があります(他のお母さん達からもよく聞く)。そのため、かなり分が悪い。同じ学区からは中受する人は圧倒的に私立派と聞きます。