悪魔のフェアレディZを完全再現 漂う"ワル"なオーラにハラハラ!
カーコミックやゲームで、世界中から人気を集めている「湾岸ミッドナイト」の主人公が操る悪魔のZを、アメリカの有名デザイナーらの手によって爆誕。SEMA2024に登場するってさ!! 【画像ギャラリー】再現度スゴっ!!アメリカ蘇った悪魔のフェアレディZの全貌見て!!!!!!!(19枚) 文:ベストカーWeb編集部/写真:Larry Chen
■湾岸ファンむせび泣き案件のフェアレディZじゃん!
湾岸ミッドナイト。それは、首都高速で公道バトルを繰り広げるドライバーたちの人間模様を描いた、大人気カーコミックの代表作である。本作品に登場する主人公の朝倉アオキは、偶然解体屋で眠っていたフェアレディZ(S30)に遭遇し、一目惚れしたのだった。 だが朝倉が虜になったフェアレディZは、あまりにも危険なチューニングがなされていた。それゆえ事故を引き起こしてはオーナーが変わるといったサイクルを何度も繰り返し、いつしか「悪魔のZ」と呼ばれるようになったのだ。 そんな悪魔のZの生き様を、ダットサン240Zオーナーのジョン・ラウ氏と、デザイナーのジョン・シバル氏のコラボレーションによって完全再現。アメリカ・ラスベガスで開催されるSEMAショー2024のENEOSブースでは、サンマリノブルーメタリックで塗装された「アメリカ版悪魔のZ」が姿を現したのだった。
■"悪魔的"なカスタムに感無量!!
シバル氏はラウ氏の240Zに悪魔的なエッセンスを注入した。まずはスキラードの社製のフロントスプリッターとリアディフューザーを組み込み、ワイルドでたくましいスタイルへと変貌。フロント17×11.5インチ、リア18×13インチのワークマイスターM1ホイールに、トーヨープロクセスR888Rタイヤの装着も可能となり、とてつもないグリップ力を手に入れた。 ただし高いグリップ力に対応するべく、ENEOSオイルを使用するダットサン280ZXのL28エンジンはL30にボアアップ。さらにGarrett G35-900ターボは、Protuner ZTurboマニホールドとダウンパイプに装着し、47mmベロシティスタックを備えた特製インテークプレナムに空気を送んでいる。 悪魔のZのオイルキャップやスピードハットメーター、特別なエンブレムなど、来場者を楽しませるイースターエッグが仕掛けられているのもポイントだ。 原作同様に危険なオーラを漂わせつつも、クレバーにセッティングされたアメリカ版悪魔のZ。首都高速で走行する姿を想像するだけで、ワクワク&ドキドキ。胸の鼓動が鳴り止まない。