おにぎりをＰＲする生徒＝１２日午前９時２０分、金沢市内の商業施設

　　●「豚豚（とんとん）拍子に受カレー」 　米心石川（金沢市）は13日、受験生を応援する恒例の「験担ぎおにぎり」の販売を始める。12日は同市の金沢フォーラスで発表会が開かれ、新商品の「能登豚肉みそ」「ウインナーカレー」を考案した能登高と錦丘高の2年生7人が開発に込めた思いを語った。 　能登高生が考えた「能登豚肉みそ」は、みそのこくと能登豚のうまみが詰まった味わいで、「豚豚（とんとん）拍子で受験がうまくいく」との願いを表した。錦丘高生の「ウインナーカレー」は能登産牛乳を使用したカレーにウインナーを入れ、「ウイナー（勝利者）」「受かれー（カレー）」の語呂合わせとした。 　能登高の出口蓮樹（れんじゅ）さんは「おにぎりを食べて、勉強を頑張るエネルギーにしてほしい」とエールを送った。 　験担ぎおにぎりは今年で5年目。石川県内のスーパーなどで来年3月19日まで1個138円（税別）で販売し、1個につき5円を能登半島地震で被災した能登高に寄付する。金沢フォーラス3階では12日～来年3月19日、合格祈願絵馬を設置する。