「この時期に見られるなんて」親子クジラ、悠々と 座間味の海 過去33年で最も早く ツアーは1月から 沖縄
座間味村で11月30日、ザトウクジラの親子が見られた。今シーズンは11月24日に慶良間海域で目撃があったが、これは座間味村ホエールウォッチング協会発足の1991年以降ではかなり早い例だ。また、11月30日に今シーズン生まれの子クジラが見られることも、過去33年間で一番早い確認だった。 【写真】那覇空港内に初ホテル「ファーストキャビン」
30日は座間味村外地島のすぐ東側の海域で、母クジラと子クジラがゆったりと泳いでいる姿が見られた。 撮影をした宮平寿夫さん(協会理事)は「30年以上ホエールウォッチング船の船長をしているが、こんな時期にザトウクジラが、ましてや親子クジラが見られるなんてどぅまんぎた(驚いた)」と語った。宮城清さん(協会副会長)は「今年もまたクジラたちが慶良間の海に帰ってきてくれてうれしい。春には少し大きくなって無事に北の海に旅立つことができるように見守りたい」と語った。 村ホエールウォッチング協会では今シーズンのツアーを1月6日から3月31日まで開催予定。
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