ブルガリアヨーグルト発売50年 明治社長「さらに進化させる」
明治は4日、「明治ブルガリアヨーグルト」発売50周年を記念し、ブルガリアの特命全権大使らを招いた催しを東京都内で開いた。本場ブルガリアの乳酸菌を使った日本初のプレーンヨーグルトとして知られ、今年発売した商品は新製法を導入して口溶けや滑らかさを向上させた。松田克也社長は「(品質を)さらに進化させていく」と強調した。 酸味があって柔らかいプレーンタイプのブルガリアヨーグルトは1973年12月17日に発売された当初、なかなか消費者に受け入れられなかった。当時の市場は、甘くてゼラチンや寒天によって硬い食感にした商品が主流だったためだ。健康意識の高まりとともに、食生活に浸透した。