50代女性の好きなドラマって?8年ぶりにお帰りなさい!
ドラマの初放映以来、38年も愛され続けている『あぶない刑事』。今年5月には、新作映画が8年ぶりに公開される。舘ひろし演じるダンディー鷹山と柴田恭兵演じるセクシー大下。新作でも絶妙なバディぶりを見せるふたりにまずは映画の見どころをうかがった。 【写真】50代女性におすすめのドラマ
いつもの『あぶ刑事』より、ちょっとだけいい話です(笑)
――前作『さらば あぶない刑事』から8年ぶりの新作になりますが、まずはどんな気持ちで臨んだのか教えてください。 舘 僕はとにかく恭サマともう一回『あぶない刑事』ができるのがうれしかったですね。舘ひろしと柴田恭兵って、俳優としてはすごくかけ離れた遠い存在なんです。そんなふたりがバディを組んだとき、ケミストリーが起きて、おもしろくなる。それが今回も楽しみで。実際、現場で会ったら、すぐに当時のコンビネーションが戻ってブランクを感じませんでした。 柴田 僕は、舘さんが「全員集合!」といったら、何はさておき、馳せ参じようと(笑)。特に今回は、娘が出てくると聞いて、タカとユージのプライベートの顔が見えるのはおもしろいなと思ったんです。現場は、原監督をはじめ、『あぶない刑事』を撮ったことのない若いスタッフばかりだったんですけれど、初日に舘さんがハーレーに乗って登場したとたん、「うわ~っ、ダンディー鷹山だ!」って。それでもう『あぶない刑事』の世界観がみんなの中にできあがりました。 ――今回もタカとユージが大暴れしていましたが、印象に残っているシーンは? 舘 僕はやっぱりバイクのアクションシーンですね。車がドーンと爆発して、その煙の中からハーレーに乗って出てくるんですけれど、あそこは原監督にこういうふうに撮ってほしいとリクエストして。 柴田 あの場面は今までの中でも最高傑作ですね。一歩間違えたら大けがする危険なアクションなんです。「舘さんのハーレーって補助輪がついてるんでしょ?」とかいう人がいますけれど、昭和の暴走族をなめてもらっちゃ困ります(笑)。 舘 暴走族じゃなくてバイクチームね。