50代女性の好きなドラマって?8年ぶりにお帰りなさい!
“タカが物語の土台を担っていて、そのうえでキラキラ輝くのがユージ” 俳優としては遠いところにいる舘ひろしと柴田恭兵。そんなふたりがバディを組んだとき特別なケミストリーが起きる――舘ひろしasタカ ――「オイル(老いる)ショック!」(笑)というセリフや、息を切らしながら走るシーンもありましたけれど、映画のために体力づくりなどの準備はされたんですか。 舘 何の準備もしなかったなぁ。 柴田 女性を後ろから抱きしめる準備は、ずっとしてたんじゃないですか? 舘 あれはたくさん準備したんで、お手のものです(笑)。 ――おふたりはそのまんま、タカとユージみたいですね(笑)。では、改めて本作の見どころをお願いします!! 柴田 年相応のタカとユージを見てもらいたいですね。ちょっと弱くなったり、走るのも遅くなったりしてるけれど、年齢なりの全部を出しきっている。それはそれでかっこいいんじゃないかなって。 舘 そうだね。それと「タカのためだったら俺は命をかけられる」ってユージがいうんです。恭サマが書いたセリフだけど、お互いに思いを言葉にするのは初めてで。いつもはただバカバカしいけど(笑)、今回ちょっといい話になっているよね。 柴田 ちょっとだけね(笑)。とにかくタカとユージってアニメのキャラクターみたいなもの。だから時代を超えても変わらないんですね。
“タカとユージはアニメキャラみたいなもの。だから時代を超えてゆく” ケンカが弱くなって、走るのも遅くなって。でも年齢なりの全部を出しきっている。そんなタカとユージはかっこいい――柴田恭兵asユージ
『帰ってきた あぶない刑事』 監督:原 廣利 劇場公開日:’24年5月24日 ’86年のテレビ放送以来、映画7作品が製作されてきた人気シリーズの待望の新作。舘ひろし演じるタカこと鷹山敏樹と、柴田恭兵演じるユージこと大下勇次がスクリーンで大暴れする。浅野温子、仲村トオルらシリーズおなじみのメンバーに加え、ヒロインとして土屋太鳳が出演。 Ⓒ2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会