「もっと早く購入すればよかった…!」子どもに学習机を買った親たちの“本音”
メリット③消しゴムのカス地獄から解放された!
興味深かったのが、消しゴムのカスに対してストレスを感じている方が多かったことです。 特にダイニングテーブルで学習をしているご家庭の場合、食事前に消しゴムのカスを掃除することやテーブルの汚れを綺麗にするひと手間が大変とのこと。加えて、子どもに「消しゴムのカスを捨てて」という声掛けを度々する必要があることも地味にストレスのようでした。学習する場所と食事をする場所を兼ねることでストレスを生む場合、消しゴムのカスも重大な理由の一つになっているようです。 その点、学習机を使ったら、食事前の消しゴムのカスのお悩みからは解放されます。小さなことですが、日々のこと。見逃せないポイントかもしれませんね。
ダイニングテーブルで子どもが集中できるたった一つのコツとは?
ダイニングテーブルは、親が宿題を見てあげやすいというメリットがある一方で、逆に親の見守りが子どものストレスになっていたというお話もありました。 その理由は『親と子どもの座る位置』に関係していたとのこと。そのご家庭では、子どもに対して対面に座って宿題を見ていたようなのですが、子どもが宿題をやりながら何度も親の顔色をうかがうようになっていたのだそうです。 「親側は何も意識していなかったけれど、子ども的には監視されていると感じていたのかもしれない」とその方は仰っていました。 そして、そんな状況では学習にも集中できないだろうと思い、対面から横へと親の座る位置を変更したのだそうです。すると驚くことに、以前よりも学習に集中できているとのこと! 親子の座る位置関係ひとつで、子どもの学習が進むならやらない手はないですよね。 この「親と子どもの座る位置関係」が大事というご意見は目から鱗でした! 私自身も娘に対してつい口を出してしまうタイプなので、まずは「子どもに対して横に座る」ところからスタートしようと思います。 ダイニングテーブルで学習していて、お子さんが集中できていないなと感じているご家庭でも是非試してみてください! 今回は学習机をテーマに掘り下げてみました。 皆さんのお宅は、学習机アリ派? ナシ派? 是非エピソードを聞かせてください。 【Profile】オンライン建築士とも(instagram:@tm_tegaki_pers) 6歳女の子と3歳男の子を育てる一級建築士ママ。大学卒業後、新卒で積水ハウス株式会社に入社。9年間で戸建や賃貸住宅の設計を経験し、独立。インスタでは「今も未来も住まいを愉しむ家づくり」をモットーに発信。家づくりのサポートや間取りのセカンドオピニオンをしながら、住まいを通して豊かな人生を送る人を増やすために活動。