「スターダム史上最大の悪夢の始まりだ」上谷沙弥が中野たむとの師弟対決を制し狂乱の赤いベルト初戴冠!
試合は、序盤から上谷がイス攻撃を解禁し激しい場外乱闘へ。観客席中腹までなだれ込んでいき、上谷がたむの首にチェーンを巻いて高い高い入場ゲート上から吊り上げるリアル絞首刑。さらにそのゲート上からプランチャで飛んでいくスーサイド・ダイブ。かつての上谷の負傷シーンを思わせる光景が広がるも、すぐに起き上がった上谷は「拍手!」と絶叫。会場は大喝采に包まれる。 半死半生となるたむだったが、直後にエプロンからの奈落式ジャーマンで反撃の狼煙。髪を掴みながらの壮絶な打撃合戦が展開されていき、たむはバイオレット・スクリュー・ドライバー、上谷はスター・クラッシャーと必殺技の応酬が展開。 たむが雪崩式タイガー・スープレックスを放つと、上谷はうずくまって動けなくなってしまう。これには観衆だけではなく、たむもレフェリーも動揺。その隙を突いた上谷がガバリと起き上がり、フランケンシュタイナー、スクールボーイ・スープレックス、掟破りのバイオレット・スクリュー・ドライバー、奥の手の旋回式スター・クラッシャーと畳み掛けて3カウントを奪った。
泣き崩れるたむを嘲笑った上谷は「巻けよ、ここに。巻けつってんだろ!言う事聞けや。チャンピオン様だぞ?言う事聞け」とたむの手で自身の腰にベルトを巻かせることでさらなる屈辱を与える。 そして「これが!1年前の悪夢の続きだ!ずっと巻きたかったこの赤いベルト、狂うほど愛しいよ!悪の頂きに立ったこの私が、絶対王者として!スターダムをメチャクチャにしてやるよぉ!スターダム史上最大の悪夢の始まりだ。下僕たちよ!跪け。2025年、永遠に、さよなら」と妖艶に笑った。
バックステージに戻った上谷は「お前ら見てたかぁ~?あの中野たむの無様な姿ァ!あぁ、すべてよ、計画通りなんだよ。ぜ~んぜん痛くない(笑)アハハハハハハッ!でも、中野たむへの復讐はまだまだ終わらないから。お~い?たむちゃん見てるかなぁ~?まだまだアンタを地獄の底に引きずり落としてやるからぁ~!ハハハハッ!!」と狂ったように笑い、ベルトをベロリと舐めて去っていった。
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